フェンダーのオールドプレシジョンベースOPBのリプレイスメント用ピックガードを探してみると、なかなか無いですねー。
今回依頼のオーナーさんは、素人さんが作ったような白いピックガードをネットで買ったみたいですが、お気に召さなく黒い艶消しのピックガードを付けたいとのことです。
やはりOPBはナチュラルボディに艶消しブラックのピックガードがカッコ良いですね!
まず、トレッシングペーパーで白いピックガードを当てて大体の線を書きます。
白いピックガードの形が少しおかしいので、修正してから線に沿って切ります。
切ったペーパーをMDFボードに貼ります。
で、そのペーパーの形近くまでMDFボードを糸のこで切ります。
ここからが大変で、いろんなヤスリを使って線まで削っていきます。
MDFボードの型ができたら、ピックガード材の平板を貼り外周を少し多めにいとで切ります。
ここでルーターテーブルの登場!
ベアリング付ビットを使い、丁度ベアリングが型に当たり型の形のとおりにピックガード材を削っていきます。
ルーターはかなり高速で回っているので、危険です!
あとは、ピックガード材を外してまた型と同じ形のトレッシングペーパーでネジ穴を決め、ボール盤で面取り付のドリルビットを使いネジ穴を開けていきます。この時全部同じ深さで。
そして、OPB本体に装着ぴったり収まりました。
まだ保護用のフィルムは剥がしてないけど、やっぱりこれですよね!