今回はレスポールのボディトップをリフィニッシュですが、細い虎目の入った個体でこの虎目を目立たせるようにして行きます。
まずサンディングでボディトップの塗装を剥がして行きます。レスポールのような平面でないラッカーの塗装剥がしは極力サンドペーパーで、荒い番手から削って行きます。

綺麗に塗装が剥がれたら、バインディングに曲線専用マスキングテープでマスキングをして、虎目を際立たせる為ブラウン系のステインをガーゼに染み込ませ、ボディトップに塗りこみます。

乾燥後、バインディングのマスキングを外してトップ全体をサンディングします。そうすると、木の導管に入ったブラウンだけが残るようになり、虎目がはっきりするようになります。

次に、バインディングにまた曲線マスキングテープでマスキングをして、シーラーにイエローを混ぜスプレーガンで塗ります。

フィギアードメイプルの木部にイエローも染み込み、より虎目が際立つようになりました。
次にブラウンバーストをかけます。グリーンミストを後に吹きますので、バーストは薄くなるように塗ります。

次にグリーンミストを吹きます。グリーンミストは塗ると言うよりパラパラと霧状にして載せるようにスプレーガンで吹きます。そうしますと、イエローの部分がグリーンがかったイエローになります。

次にバインディングのマスキングを外し、飴色クリアーを塗りバインディングを含めトップ全体に古くなったクリアー感を出します。

後は、クリアーをインターバル入れて重ねて行きます。

トップコートにボディトップ以外の部分の艶感を合わせる為に30%艶消しが入ったフラットを塗ります。あとは、乾燥室でラッカー塗装なので自然乾燥させて完成です。

ご依頼されたオーナー様とは、ご来店いただきカラーの確認など色々なやり取りをしてご満足いただける仕上がりになりました。ありがとうございました。


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