ネック折れ修理塗装無し!

ギターを倒してボキッ!

やっちゃった経験がある人はいると思いますが、直りますので心配なく!

本当は補強して塗装もした方が良いのですが、予算をかけたくなく、見た目を気にしない方は接着(圧着)のみでも良いと思います。

割れの部分は仕上げで、段差はなく目立ちにくくなります。

EMGピックアップ搭載の注意点

アクティブ・ピックアップの代表EMGに取り替える方がいますが、このピックアップを選ぶまえに注意が必要です。

img_4878

アクティブ・ピックアップは9Vバッテリーを入れるスペースが必要です。

レスポールなどコントロール・キャビティーに余裕がある機種は、本体に加工無しで取り付けが可能ですが、テレキャスターみたいにコントロール・キャビティーに余裕が無い機種は、加工が必要になる場合があります。

写真のギターは、コントロール・キャビティーに余裕がある機種ですが、配線と電池とポットなどでちょうど収まった感じでした。

img_4877

EMGピックアップは購入前に、いろいろと考えて決めましょう!

メンテナンスフリー・ステンレスフレット

一般的にギターに付いているフレットは、ニッケルシルバーのフレットが付いています。

フレットは他の材質で、ステンレス、ブラスなどが有ります。

ブラスフレットは柔らかくて、減りやすく、酸化してサビやすいですが、サウンドは甘い音が出せます。

ステンレスフレットは硬く、立ち上がりが良くブライトなサウンドを出し、減りにくく、サビなく、メンテナンスフリーです。いいところばかりのようですが、値段は高価で曲げや加工がしにくくリペアマン泣かせです。サウンド的にヴィンテージギターには向いていなく、スラップをやるベースに向いていると思います。

そこで今回取り上げるおすすめのフレットはFreedom製のステンレスWARMで、Freedomが販売している、通常のニッケルシルバーよりも、柔らかくしたステンレスフレットです。

ステンレスwarm

このステンレスフレットWARMは、ヴィンテージ系ギターのような柔らかい音を出せて、サビなくメンテナンスフリーで輝きが続きますので、ずっとチョーキングやビブラートなどがスムーズにできます。

まさに、ニッケルシルバーとステンレスの良さを兼ね備えたフレットだと思います。

ストラトキャスターやテレキャスターのフレットにもおすすめです。

フレットの交換の際は是非ステンレスフレットWARMを考えてみては!

お試しあれ!

ステンレスフレットWARM

上がステンレスフレットWARM

下が酸化したニッケルシルバーフレット

img_4866

 

Tune Bassのガリノイズ


修理で預かったベースのノイズがものすごく、イコライジングのツマミを回すとまたすごいノイズです。

接点復活でも直らないので、ポットを交換することにしました。

テューンギターマニアックさんに電話したところ、古い機種なのでパーツの在庫がないかなと思ったが、あって良かったです。

さあ、ポット交換ですが、まずはコントロールノブを外します。

が、このコントロールノブを外す時に注意!

普通のギターやベースのノブを外す時のやり方では外せません。

まず、ノブにふたが付いていますので、このふたを外します。

外すとネジが出てきます。このネジを緩めてポットからノブが外れます。img_4810

この方式のノブはIbanezのギター・ベースなどでも使われてますので、ノブを外す際は気をつけてください。くれぐれも無理やり引っこ抜かないでください。ポットを壊す可能性もあります。

さて、ノブが外れたらベース本体から基板ごと外します。

ノブの端子に付いている半田を吸い取ります。

古いポットを外し、新しいポットをセットしますが端子の足が少し短いけど半田が付いたのでオッケー!img_4812

あとは、元に戻します。img_4815

出来上がってアンプにプラグイン、すっかりノイズもなくなり生き返りました。

ポットは消耗品ですので、交換をおすすめします。