TLタイプにJGのトレモロユニット装着!

トレモロユニットを付けるにあたって、まずユニット内部が収まるようにザグリます。

ザグリはルーターでキレイにザグリたいので、ルーターガイド(テンプレート)を作り、それに沿ってザグっていきます。

型のセンター出しは必要になります。

オイルステインの落し穴!

ネックのグリップを自分の手に合うように細く削る方がいます。

自分の手に合うように、納得行くまで仕上げられここまではいいのですが、削った部分は塗装が無いので、この後ホームセンターなどで売ってるオイルステインを塗ってしまう方がいます。

家庭で簡単に塗れるので、そうする方が多いです。

しかし、あとあとリフィニッシュする時に、このオイルが邪魔して塗料がはじいて(ハジキ)しまいます。

塗料がはじかないように、オイルが染みてないところまで削らないとなりません。

削った後、試しにシーラーを塗って、はじかくなったらオッケー!

その後、ラッカーサンディングを塗って、サンディングして、その上にクリアラッカーを何回か重ねて乾燥!

その後、水研ぎしてからバフがけして出来上がり!

ネックだと削れないロゴ部分などがあり、マスキングをして塗装をしたり、段差ができるところを慣らさなくてはならないなど、手間と時間がかかる作業です。

塗装の欠け修理!

新しいペグに交換でペグを外した際に、古い塗装がペグにくっ付いて剥がれたようです。

新しいペグを付けても、欠けた部分が隠れない為、補修することになりました。

補修といっても、欠けた部分だけを塗装しても良かったが、仕上がりの事を考えるとマスキングをして広範囲で塗装し直しました。

新品のようにキレイになります。

極薄ラッカー塗装!

お客様の依頼で、とにかく薄くナチュラルにしてくださいとのことで、ラッカーサンディングを省いてシーラー+ラッカークリアーで決めてみました。

ラッカーサンディングを省いたので、ボディ表面は多少木目に沿ってでこぼこしますが、お客様はその方が良いとのことでした。

ギター工房放浪記

今年の1月にギターマガジン編集部より取材を受けまして、ギターマガジン3月号の付属小冊子に見開き1ページまるまる掲載されました。

なかなか無い企画なので、参加させていただきました。

これを機に修理、改造、リフィニッシュなどが増えることを祈っています!

より一層丁寧に、スピーディーな作業を心がけますので、これからもよろしくお願い致します。

フレット交換の強い味方!

フレット交換でのフレットの曲げをする時、自分はまず50cmくらいのフレットをフレットベンダーで付けるギターのRより少しキツメに曲げます。

前は手で曲げていたけど、この機械お導入してから均等に曲げられ楽になりました。

弾きやすいギターとは?

セッティングはプレイヤーの好みではあるが、チョーキングやビブラートがストレスなくスムーズ、スライドやグリスがなめらか、弦を押さえる力が少しでも反応が早く音が出る。などを求められると思います。

これは、ネックの反り、弦高、フレットの高さ、で決まります。

ネックが反っていると12フレットあたりの弦高が上がり弦を押さえづらいです。

フレットの高さが低いと、チョーキングやビブラートは抵抗が多い為やりづらいです。

フレットは消耗品のひとつと考え低くなったら交換をお勧めします。

エムジーズでは、私もプレイヤーなのでプレイヤーの立場に立ってアドレスさせていただきます。