この工具は使い易い!
フレットのすり合わせの際、サンドペーパーで仕上げていきますが、この作業は手も汚れやり辛く大変な作業です。
前々から気になっていた工具がアメリカの通販であって、運賃の関係もあるので何かのついでがあった時に注文しようと思っていました。
この通販サイトへは、以前も注文したことがあったので安心できます。
今回もついでがあったので、注文してみました。
やはり海外からですので、運賃はかかりますねー。
ここは、個人のカードを使ってインターネットで簡単に手続きしました。
そして注文してから思ったより早く到着しました。
注文して届いた工具はこんなベルトコンベアみたいなヤスリです。
これがすごく使い易くてGOODです。
しかし、ベルト状のヤスリが何本か付属されていましたが、これを使い切ったら・・・。
ベルト状のヤスリ部分だけをまた海外に注文しなければ・・・。
またついでを見つけないと!
JM、JGの配線を変えて遊ぼう!
ジャズマスター、ジャガーにはボディ上の方にフロントPUプリセットコントロールが装備されていますが、これはあらかじめフロントPUの音量とトーンをセットしてスイッチひとつで、瞬時に決めておいた音量と音質に切り替えることができるシステムです。
しかし、このシステムを使っているプレイヤーはあまりいないのが事実です。
しかもこのプリセット回路を通るだけで音痩せバレバレ。
これは、プリセットのボリュームとトーンをフルにしてスイッチを上下に切り替えるとわかります。
そこで、このスイッチを有効利用&「こっちの方が使えるぞ」という改造を紹介します。
それは、ジャズマスター、ジャガーでもマスタングのようなフェイズ・サウンドが出せるという改造です。
まずプリセットのボリュームとトーンは使わないので配線しません。
スイッチはON-ONの2回路なので、対角線に結線してあとはどちらかをHOT、逆側をCOLDにすれば、フロントPUとリアPUのミックス時にフェイズ効果が得られるという仕組みです。
このジャズマスターは、ついでに配線材とポットとコンデンサーも交換。
このスイッチは使えるねー。
見た目はわからないけど、音はいい感じでーす。
ブログ効果大!
ブログを更新していますが、どれだけの人が見ているのかわかりません。
フェイスブックの場合だと、いいね!の数やコメントでこれだけの人が見ているんだなと実感しますが、ブログの場合だとコメントが無いとこちらからの一方通行に過ぎません。
だけど最近、店の常連のお客さんや初めてのお客さんが「ブログ見たんだけど」と言われることが多くなりました。
これは本当にブログを書いている者にとってはうれしいことです。
このことで、納得して喜んで楽しんでくれれば幸いで、ブログを続けてよかったなと思う次第です。
今回もコンデンサーをパワーアップ!
あと、ストラトなどトーンが効かなくなることがありますが、これはアースの問題で、ボリュームとトーンのポットにアース線をまたがせてつなげることで解消しますので画像のように半田付けしておきました。
コンデンサー交換も広まってきましたが、まだの人はお試しあれ!
それと、最近ではフェイスブックのお客さんも増えました。(イタリアからも)
出たー!折りたたみ式ギター!!
アコースティックギターを発注して、こんな形のダンボールが届きました。
こんな形からすると、何が入ってると思いますか?
中身を取り出すと、こんなバッグが出てきました。
ここまでだとギターが入ってるとは誰も思いませんね。
そのバッグのファスナーを開けると、これはビックリ!アコースティックギターが入ってるではないか。
まあ、発注する前から折りたたみ式ギターのことは知っていたが、実物を見るのは初めてでした。
よく旅をするアメリカ人が考えることかなー。
しかし、よく出来てますよ。
14フレット辺りで真っ二つに折れ、特殊なヒンジでネックが元に戻りストラップピンを兼ねたネジで締めて出来上がり。
本当にワンタッチ!!
ナット部分も特殊でナットに穴が開いていてその穴に弦を通す仕組みになっているので、降りたたんだ時の弦が脱落しないような設計になっています。
そういうところも よく考えてあみたいです。
このギターはVoyage-Airというメーカーの最上級機種ですが、サウンドはボルトオンとは思えないほど音が伸び、良く鳴りました。
まあ、このギターはサウンドうんぬんよりも折りたたんで小さくし背中に背負って、ピクニック、登山、キャンプ、スキー、機内持ち込みができたりと、そちらの目的を狙いにしているんでしょうねー。
あと、みんなをびっくりさせるとか・・・。
エスパー伊藤も入りそう?
おもしろいことを考えますねー。
このギターは、おもしろいで賞!
感動!感謝!の話
昨日、1本の電話があり。
「これから、ネックの修理に伺ってその場でやっていただけますか?」と聞かれ、いつもだと修理が混んでいて1日~2日あずかることになるんですが、たまたま修理が混んでいなくネック調整ならばすぐできると判断して「30分お待ちいただければできます。」と答えて電話を切りました。
2~3時間くらい経ち、そのことを忘れていますとギターケースを抱えた男性が来店。
「先ほどのお電話の方ですか?」と訪ねると「そうです。」とのことで、早速持ち込まれたギターを診断しました。
電話のとおりネックがかなり反っていましたが、トラスロッド調整で直りそうです。
弦交換と調整を含めても30分くらいで完了しそうなので、待っていただき、顧客台帳に住所、名前、電話番号を書いてもらいPCに入力すると、お客さんが神奈川から来たということが今気づきました。
なぜこんな遠いところまで?と聞いてみると、ホームページを見てここなら安心だと判断したみたいです。
びっくりして感動しました。
なぜなら、今まで県外から修理だけで来店のお客さんはいなかったからです。
遠いところから足を運んでいただきありがとうございました。
すごくありがたいことだと思い、これからも「エムジーズに修理、調整を出してよかったな」って思われるようにがんばります。
ジャズマスターも配線交換をしましょう!
国産のJMも中を開けてみると、細い配線に小さいポットがお決まりになっています。
これを丈夫で太い配線、丈夫で長持ちするポットに交換してあげましょう。
JMの配線は、上にフロントプリセットコントロールがあるので、そこからマスターボリュームとトーンの距離が長いです。
その為、配線の長さが長く必要です。
JMの場合、配線の本数を少なくし、あとノイズ対策のことも考えてアメリカンメタルワイヤーを使います。
アメリカンメタルワイヤーは、周りがシールド線剥き出し状態なので、このままではどこかのパーツの+とショートする可能性があります。
だから、収縮チューブなどで絶縁。
ここまで交換すれば、あとはお決まりのポットとコンデンサーとアウトプットジャックも交換です。
今回プリセットコントロール側の配線、ポット、コンデンサーはプレイヤーが使わないとのことで、交換していません。
注目のサウンドは期待通りで、今までのペラペラじゃない芯のある太い音に変わりました。
「本来JMの音はこういう音じゃないかなー。」
ピックガードの中で隠れた所ですが、プレイヤーにとっては重要なところだと思います。
Gaban復活!
ツインリバーブのオーバーホール奮闘記③
先月ついに70年代のツインリバーブが復活しましたので、報告します。
かれこれ2ヶ月前に、音が出たり出なかったり、音が出ても歪んだ汚い音、ガリのノイズも出る、スピーカー片方鳴らないといった状況で入ってきて、これを復活させる目的でオーバーホールが始まりました。
もともとは、こんな感じでした。
10年以上も物置に眠っていたみたいです。(もったいない)
不具合があったパーツはすべて交換し、チューブもすべて交換し、接触不良を無くし、半田をやり直ししたりして復活に成功しました。
本来のクリーンで甘いトーンがよみがえりました。
ついでに外側も汚かったのできれいにしておきました。
このアンプもそうですが、閉まって置かないで使ってあげましょう。
使わないより使った方が調子がいいと思います。
コンデンサー交換だけで音が良くなる!
FenderのCustom Shop製でも小さく安く頼りのないセラミックコンデンサーが付いているのは、ご存知でしょうか?
高いギターなのに中を開けてみたらがっかりした人も多いと思います。
このパーツもこだわってほしいものですね。
で、今回はこのコンデンサーだけを交換してどれだけ変わるか?
まず、大きさを見てください。
小さい方が今まで付いていたコンデンサーで、大きい方が今回付けるRS Guitar Cupです。
子供と大人といった感じですね。
RS Guitar Capは、アメリカ製で、一般的なエレクトロニクス仕様のコンデンサーではなく、エレキギターやエレキベース用に設計されたJENSEN製のコンデンサーです。
装着の際、端子がショートしないように注意!
見た目も良くかっちょいいでしょ!
とは言っても、ピックガードをネジ止めすると隠れて見えなくなってしまうが。
もったいない感じ。
で、問題のサウンドは・・・。
音量が上がった感じがし、これは音の抜け(通り)が良くなったせいだと思います。バンドで他の楽器の音に埋もれることなく、良く聞こえるようになりました。
音色は、一音一音が以前より太くなりました。
あと、トーンを0に絞っても濁りがなくきれいなウーマントーンが出ました。
コンデンサーの値段は高いですが、とにかく良いことばかりなのでお勧めです。