ピックアップの高さに注意!

アンプで音を出した時だけ割れた変な音がするエレキギターが修理で入って来ました。

ピックアップを見てみると、ポールピースと弦との間隔があまりないことが判明。

適正な間隔がない為、これでは無理ありません。

この場合、ピックアップを下げれば問題解決だが、このギターのピックアップはボディに直接ネジ止めの為、これ以上下がりません。

ネックが純反りだったので、反りを直してブリッジで弦高を上げて、ポールピースと弦とのスペースができ、バッチリ直りました。

アンプにつなげクリーンな音でも割れずに本来のいい音がするようになり満足。

近すぎず、遠すぎずの仲が大事!

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音量が上がらない!!

ヒューズが切れたというベースアンプが修理で入ってきた。

ヒューズが切れるということは過大入力が一瞬に入ったか、トランスがNGか考えられることはいろいろある。

よく「ヒューズが切れたから新しいヒューズ下さい。」というお客さんがいますが多分また切れるでしょう。

ヒューズは、何らかの原因があって保護する為に切れるようになっています。

今回のアンプは、ヒューズを変えて音が出たが、音量が上がらない。

マスターボリュームを上げても半分以下。

インプットジャック側のシールドプラグを動かすと上がったり下がったり、これはジャック不良かジャック端子が基盤から浮いちゃっているかが原因。

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このアンプは、分解してインプットジャックを新しい物に交換して完了!!

注意:アンプ内部は感電するおそれありますので良い子はまねをしないように!!

アンプのLED球切れ!

ベースアンプには、大体インプット側のプリアンプ・ゲイン・ボリュームに歪みを抑える為のクリッピング・ランプと、パワーアンプ部のマスター・ボリュームにスピーカーを保護する為のクリッピング・ランプがあります。

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これは、意外と切れるもんで、新しいアンプではそんなことはありませんが、10年以上経過したアンプは要注意!

スイッチをONにした時に一瞬点きますが、この時点で点かなかったら疑ってみてください。

で、今回同じ色と大きさのLEDに交換してクリッピングで点くようになりました。

SGのアッセンブリーはこうしよう!

いやー。修理やら何やらで忙しくてブログの更新できなくてすみませんでした。

今日は、内臓移植SG編です。

内臓移植といってもピックアップ以外のアッセンブリー交換で音を劇的に良くしようというミッションでスタート!

ベースとなるギターは国産BブランドのSGタイプです。

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このギターは材が良いので交換後も期待できそう♪

ギターの裏ブタを開け、パーツを確認。

やはり安い小さいコンデンサー、すぐにガリノイズが出そうなポット、たよりなく細い配線、すぐ音が途切れそうなジャックを発見!!

これでは、音、耐久性に問題あり!

今回の交換パーツは、ボリュームポット×2、トーンポット×2、コンデンサー×2、アウトプットジャック、配線、あと半田を銀半田にしました。

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ポットは国産のミリサイズからU.S.Aのインチサイズに交換の為、ボディ側の穴を広げました。

ジャックは最初から大きめな穴だったのでそのままで入りました。

絶縁しなければならない所は収縮チューブ付けてショートのトラブルに対処。

あとはきれいにセッティング。

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完成後の感想は、ローが前より出るようになり、しかし音がぼやけずスカッと抜け、レンジが広くなり、エフェクターの乗りも良くなった感じです。

耐久性も良くなりましたので、この先安心して使えるでしょう。

いやー。想像以上に良くなりました。

めでたし、めでたし!

クルーソンからグローバーに

ヴィンテージタイプのギターにはクルーソンタイプのペグが付いていますが、このペグは見た目カッコいいんですがチューニングの狂いやスムーズさには少し欠けます。

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そこで、グローバーなどのロトマチックタイプに交換すれば、チューニングは狂いにくくなりスムーズになります。

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初めからグローバーペグが付いているモデルもありますが、これは初めから機能性を重視したモデルになっています。

機能性を取るか、ヴィンテージの雰囲気を取るかはプレイヤー次第だと思います。

ここでは、クルーソンからグローバーに交換の説明をします。

まずは、弦を全部外し、ペグの裏ネジをゆるめペグを外します。

この時点でヘッドにはブッシュだけが付いた状態ですが、このブッシュを取るのには慎重にやらないとヘッド表が割れてしまうおそれあり。

裏から専用の棒で押し出します。

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これでヘッドにペグ類が全部外れ、ネジ穴が空いた状態です。

このネジ穴が気になる方は、似たような色の棒をネジ穴ぐらいに削り埋めこみます。

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あとは、新しいペグを取り付けていきますが、このままではグローバーペグの方が太い為入りません。

ここで専用リーマーを使い穴を広げます。

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これで新しいグローバーペグ入りますので上部ナットと裏ネジを締めてできあがり。

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交換後は、グローバーペグの方がサスティーンが伸び、よりギターの鳴りが良くなります。

お試しあれ!

フレットのスリ合わせ

ギター、ベースのフレットは弾けば弾くほど減っていきます。

全部のフレットを使って全体的にチョーキングすれば均等に減っていきますが、それも難しいことでしょう。

大体Aの曲が多いと5から8フレットあたりが減っていきます。

チョーキングをしないと弦の下だけが減ってフレットがボコボコになってしまいます。

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あまりひどいとフレット交換しないといけなくなります。

まずは、一番フレットの低い所に合わせて全体的にフレットを削るスリ合わせをしましょう!

もともとジャンボフレットなら、削っても高さあるから余裕があるけど、フェンダー系のスモールフレットだとスリ合わせで削るとフレットの高さがなくなる場合もあります。

そう考えるとジャンボフレットは経済的です。

写真のギターはフレットがボコボコでしたが、ミディアムジャンボだったので スリ合わせですみました。

フレット専用ヤスリで削るとフレット上部が平らになってしまいます。

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この平らになったエッジ部分も削って丸くする必要もあります。

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あとはペーパーヤスリでだんだん目を細かくしていき仕上げます。

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高さは低くなりましたが、キレイによみがえりました。

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The ナット交換!

ギターやベースのヘッドとネックの間にある白色のナット。

これは、消耗品と考えてください。

このナットの弦が乗っている溝の深さ、幅が重要で、チューニングの狂いや弾き心地にも影響します。

あと、材質によっても音、弦のすべり方が違いますが、一般的に牛骨(牛の骨)を使います。

牛骨は程よい油を出してくれて弦の滑りを良くするという利点があります。

加工もしやすいですが、削る時に骨を削った臭い(異臭)がしるという欠点もあります。

安いギターやベースには、プラスチックが使われていますので、これを牛骨に変える方も多いと思います。

最近では、人工象牙の素材も出回っていますが、これはアコースティックなどに使うといいんじゃないかな。

まあ、いろいろ試して自分に合うものを見つけるといいと思います。

なんだかんだ言っても、牛骨が一番ベストじゃないかな。

ところで、こんな悩みがある方

「開放弦でビビり音がでる。」や「チューニング、チョーキングをするとキリキリ音がする。」や「弦がナット溝でガバガバしている。」などがある場合は、即交換するべし。

基本的に牛骨の場合、一本一本違うギターやベースのナットを手作業で削って成形していきます。

まず、角材に近い牛骨を付けるナット位置の幅、奥行きが合うまで削っていきます。

はじめは、グラインダーなどの機械で大まかに削り、仕上げはヤスリで慎重に削り過ぎないように位置に合わせていきます。

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ネック幅に合い溝におさまるまで微調整。

あとは、接着をして乾いたら弦の溝を切っていきます。

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ここからは、職人技。

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私は、溝切りのヤスリに大体3本と1弦用に1本使い、弦の太さに応じて使い分け、角度も考えて削ります。

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この作業は経験が無いと難しいと思います。

こんなこともエムジーズにおまかせ!

デジタル・ピアノのバックアップ・バッテリー交換奮闘記!

スタジオに大きくて重いKORGの01WPROXがありまして。

これがいい音はするんだけど、重くて1人では持ち運べません。

故障が起きたら大変!

そんな時に、BATERY LOW点灯!

これは、内部にあるバックアップ用バッテリーが減っているということで、音源を変えたりすることができなくなったりしてしまいます。

フロッピーディスクを使ってロードして使う事もできますが、スタジオでこの機材を使用する方が電源を入れるたびにこの作業をしなくてはいけません。

そこで内部のボタン電池(CR2032)を交換しました。

まず、だいたい基板に電池ソケットが付いているのでそこを探す。

このモデルはネジがすごくいっぱいあるので注意が必要。

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裏面にワッシャー付のネジを3本発見。これだ!

このネジを外すと上部パネルが裏の蝶番を支点にガバッと開く。

この奥にボタン電池(バックアップ・バッテリー)発見。

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これを新しい電池に交換。

あとは、上部パネルを戻し、ネジを締める。

電池交換の後は、イニシャライズをして完成!

とにかく重いので2人いないと無理でした。

これで、復活して快適です。

国産ギターはここを変えるべし!

今までエレキ・ギターの内臓移植改造が多いので紹介します。

国産のギターを持っているプレイヤーで、「音が抜けない」「低音が出ない」「ノイズが多い」などの悩みをかかえている方は多いと思います。

「ノイズが多い」というのは、シングルコイルなので限界はありますが、アースを多くすれば少なくなります。

「音がぬけない」「低音が出ない」は、内臓移植で悩みは解消します。

内臓移植の内容は、ポット交換、コンデンサー交換、配線交換などです。

自分のギターは内臓移植が必要か?、必要でないか?の確認方法は、まずSTタイプだとピックガードのネジを外しピックガードをひっくり返し中を見ます。

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小さいポットに、小さいコンデンサーに、細い配線が確認できましたら内臓移植をした方が良いと思います。

ポットはCTS、コンデンサーはいろいろありますが安価なオレンジドロップでも効果を体感できると思います。

配線は丈夫で芯が太いアメリカン・クロス・ワイヤーが良いでしょう。

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ついでに、アウトプット・ジャックも丈夫で耐久性があるスイッチクラフト社製に変えた方が良いでしょう。

ここまでやっておけば、新しいギターを買わなくても自分好みの音がでるかも!

いや、確実に音の変化は体感できるでしょう!

JAZZ MASTERのクールな改造

早くも梅雨が明けて今年もまた熱い夏が到来!

みなさんもバテナイデがんばりましょう!

さて、今回はピックガードのジャック付近での破損をきっかけにBESTな改造をご紹介。

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だいたいピックガードの破損(割れ)だと新しいピックガードに交換すれば簡単に済みますが、これでは芸がありません。

そこで、JAGUAR用のコントロールプレートの登場!

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これがうまいことにマッチングすることを発見。

ただし、JAZZMASTERのピックガードをカットしなければなりません。

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これは手作業でJAGUARのコントロールプレートをを当てカット!

あとは、コントロールプレートにポット、ジャックを取り付けて完成!

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JAZZMASTERのボリュームだった穴が開いたままになってしまいますのでここにmg’sのステッカーを貼ればGOOD!

クロームパーツが増えて見た目カッチョ良く、これならジャック付近の破損もありません。

一石二鳥の改造でした!