ネック折れ修理塗装込

ネック折れ

このギターは、ネックとヘッドの間にヒビが入っていますが、弦を張った状態でチューニングすると、このヒビ割れの隙間が開いてきます。接着圧着したあとネック裏の塗装が剥がれているので、同色での塗装も依頼を受けました。

写真は撮るのを忘れていましたが、このギターはネック裏にボリュートがあるので、専用治具(自作)で接着圧着です。2〜3日乾かして専用治具を外しネック裏、ヘッド裏の塗装を剥がします。

下地塗装

綺麗に塗装が剥がれたので下地塗装からしていきます。ヘッド裏にシリアルナンバーとMADE IN USAの刻印があるので、消えないように気をつけます。色はシースルー系のワインレッドですが、古っぽいダーク系にしてボディの色に合わせます。

色付け1
色付け2

色付けが終わったら、飴色クリアー塗装をして古っぽい感じにしていきます。その後クリアー塗装を何回か重ねて乾燥させます。

クリアー塗装

1週間乾燥後、水研ぎ、バフ掛けして完成!ボディが汚れていて光沢もなかったので磨いておきました。ここまでやるやり方だとネック折れはほとんど分からなくなります。

「ネック折れ修理塗装込」への2件のフィードバック

  1. 依頼主です。
    最近行けていませんが、その節はありがとうございました。
    ペダルボードに興味が出てきたのでまた相談に伺うかもしれません。(特にケースと電源)
    その時はまた宜しくお願いします。

    1. こちらこそ、ありがとうございました。
      綺麗に直ってよかったですね。
      ペダルボードのご相談お待ちしております。
      宜しくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。