トレモロユニットを付けるにあたって、まずユニット内部が収まるようにザグリます。
ザグリはルーターでキレイにザグリたいので、ルーターガイド(テンプレート)を作り、それに沿ってザグっていきます。
型のセンター出しは必要になります。
トレモロユニットを付けるにあたって、まずユニット内部が収まるようにザグリます。
ザグリはルーターでキレイにザグリたいので、ルーターガイド(テンプレート)を作り、それに沿ってザグっていきます。
型のセンター出しは必要になります。
ネックのグリップを自分の手に合うように細く削る方がいます。
自分の手に合うように、納得行くまで仕上げられここまではいいのですが、削った部分は塗装が無いので、この後ホームセンターなどで売ってるオイルステインを塗ってしまう方がいます。
家庭で簡単に塗れるので、そうする方が多いです。
しかし、あとあとリフィニッシュする時に、このオイルが邪魔して塗料がはじいて(ハジキ)しまいます。
塗料がはじかないように、オイルが染みてないところまで削らないとなりません。
削った後、試しにシーラーを塗って、はじかくなったらオッケー!
その後、ラッカーサンディングを塗って、サンディングして、その上にクリアラッカーを何回か重ねて乾燥!
その後、水研ぎしてからバフがけして出来上がり!
ネックだと削れないロゴ部分などがあり、マスキングをして塗装をしたり、段差ができるところを慣らさなくてはならないなど、手間と時間がかかる作業です。
アクティブ・ピックアップの代表EMGに取り替える方がいますが、このピックアップを選ぶまえに注意が必要です。
アクティブ・ピックアップは9Vバッテリーを入れるスペースが必要です。
レスポールなどコントロール・キャビティーに余裕がある機種は、本体に加工無しで取り付けが可能ですが、テレキャスターみたいにコントロール・キャビティーに余裕が無い機種は、加工が必要になる場合があります。
写真のギターは、コントロール・キャビティーに余裕がある機種ですが、配線と電池とポットなどでちょうど収まった感じでした。
EMGピックアップは購入前に、いろいろと考えて決めましょう!
一般的にギターに付いているフレットは、ニッケルシルバーのフレットが付いています。
フレットは他の材質で、ステンレス、ブラスなどが有ります。
ブラスフレットは柔らかくて、減りやすく、酸化してサビやすいですが、サウンドは甘い音が出せます。
ステンレスフレットは硬く、立ち上がりが良くブライトなサウンドを出し、減りにくく、サビなく、メンテナンスフリーです。いいところばかりのようですが、値段は高価で曲げや加工がしにくくリペアマン泣かせです。サウンド的にヴィンテージギターには向いていなく、スラップをやるベースに向いていると思います。
そこで今回取り上げるおすすめのフレットはFreedom製のステンレスWARMで、Freedomが販売している、通常のニッケルシルバーよりも、柔らかくしたステンレスフレットです。
このステンレスフレットWARMは、ヴィンテージ系ギターのような柔らかい音を出せて、サビなくメンテナンスフリーで輝きが続きますので、ずっとチョーキングやビブラートなどがスムーズにできます。
まさに、ニッケルシルバーとステンレスの良さを兼ね備えたフレットだと思います。
ストラトキャスターやテレキャスターのフレットにもおすすめです。
フレットの交換の際は是非ステンレスフレットWARMを考えてみては!
お試しあれ!
上がステンレスフレットWARM
下が酸化したニッケルシルバーフレット
ギターの生音をそのままアウトプットするかのように、いい音で評判のLRBaggs iBeamを装着したので、その装着の仕方をお教えします。
まず弦を外し、エンドピンジャックを装着する為の穴を径12mmに広げます。
穴が開いたら、その穴にエンドピンジャックを装着します。
ピックアップ本体は、専用治具を使ってボディ内部に強力両面テープで貼り付けます。
後は電池ソケット装着の為のマジックテープ付けて、サウンドホールにボリュームを付けて出来上がりです。
サウンドはやはり生音に近く、エアー感も出ていい音がしますよ。
アコースティックギター用ピックアップの中でおすすめです。
ジャズマスター、ジャガーにはボディ上の方にフロントPUプリセットコントロールが装備されていますが、これはあらかじめフロントPUの音量とトーンをセットしてスイッチひとつで、瞬時に決めておいた音量と音質に切り替えることができるシステムです。
しかし、このシステムを使っているプレイヤーはあまりいないのが事実です。
しかもこのプリセット回路を通るだけで音痩せバレバレ。
これは、プリセットのボリュームとトーンをフルにしてスイッチを上下に切り替えるとわかります。
そこで、このスイッチを有効利用&「こっちの方が使えるぞ」という改造を紹介します。
それは、ジャズマスター、ジャガーでもマスタングのようなフェイズ・サウンドが出せるという改造です。
まずプリセットのボリュームとトーンは使わないので配線しません。
スイッチはON-ONの2回路なので、対角線に結線してあとはどちらかをHOT、逆側をCOLDにすれば、フロントPUとリアPUのミックス時にフェイズ効果が得られるという仕組みです。
このジャズマスターは、ついでに配線材とポットとコンデンサーも交換。
このスイッチは使えるねー。
見た目はわからないけど、音はいい感じでーす。
ブログを更新していますが、どれだけの人が見ているのかわかりません。
フェイスブックの場合だと、いいね!の数やコメントでこれだけの人が見ているんだなと実感しますが、ブログの場合だとコメントが無いとこちらからの一方通行に過ぎません。
だけど最近、店の常連のお客さんや初めてのお客さんが「ブログ見たんだけど」と言われることが多くなりました。
これは本当にブログを書いている者にとってはうれしいことです。
このことで、納得して喜んで楽しんでくれれば幸いで、ブログを続けてよかったなと思う次第です。
今回もコンデンサーをパワーアップ!
あと、ストラトなどトーンが効かなくなることがありますが、これはアースの問題で、ボリュームとトーンのポットにアース線をまたがせてつなげることで解消しますので画像のように半田付けしておきました。
コンデンサー交換も広まってきましたが、まだの人はお試しあれ!
それと、最近ではフェイスブックのお客さんも増えました。(イタリアからも)
国産のJMも中を開けてみると、細い配線に小さいポットがお決まりになっています。
これを丈夫で太い配線、丈夫で長持ちするポットに交換してあげましょう。
JMの配線は、上にフロントプリセットコントロールがあるので、そこからマスターボリュームとトーンの距離が長いです。
その為、配線の長さが長く必要です。
JMの場合、配線の本数を少なくし、あとノイズ対策のことも考えてアメリカンメタルワイヤーを使います。
アメリカンメタルワイヤーは、周りがシールド線剥き出し状態なので、このままではどこかのパーツの+とショートする可能性があります。
だから、収縮チューブなどで絶縁。
ここまで交換すれば、あとはお決まりのポットとコンデンサーとアウトプットジャックも交換です。
今回プリセットコントロール側の配線、ポット、コンデンサーはプレイヤーが使わないとのことで、交換していません。
注目のサウンドは期待通りで、今までのペラペラじゃない芯のある太い音に変わりました。
「本来JMの音はこういう音じゃないかなー。」
ピックガードの中で隠れた所ですが、プレイヤーにとっては重要なところだと思います。
FenderのCustom Shop製でも小さく安く頼りのないセラミックコンデンサーが付いているのは、ご存知でしょうか?
高いギターなのに中を開けてみたらがっかりした人も多いと思います。
このパーツもこだわってほしいものですね。
で、今回はこのコンデンサーだけを交換してどれだけ変わるか?
まず、大きさを見てください。
小さい方が今まで付いていたコンデンサーで、大きい方が今回付けるRS Guitar Cupです。
子供と大人といった感じですね。
RS Guitar Capは、アメリカ製で、一般的なエレクトロニクス仕様のコンデンサーではなく、エレキギターやエレキベース用に設計されたJENSEN製のコンデンサーです。
装着の際、端子がショートしないように注意!
見た目も良くかっちょいいでしょ!
とは言っても、ピックガードをネジ止めすると隠れて見えなくなってしまうが。
もったいない感じ。
で、問題のサウンドは・・・。
音量が上がった感じがし、これは音の抜け(通り)が良くなったせいだと思います。バンドで他の楽器の音に埋もれることなく、良く聞こえるようになりました。
音色は、一音一音が以前より太くなりました。
あと、トーンを0に絞っても濁りがなくきれいなウーマントーンが出ました。
コンデンサーの値段は高いですが、とにかく良いことばかりなのでお勧めです。