お客様からボディトップの打痕が気になるので、リフィニッシュして欲しいとご依頼がありました。
ピックガードを剥がして、ザクザクと#240ペパーでサンディングします。
このギターは過去にオーバーラッカーされていたみたいで塗装の厚い部分が所々あります。その部分は特に古い塗装が剥がれにくいです。
ある程度剥がれたら、こんどは#320ペーパーでサンディングします。
大体平らになったら、ボディトップのスプルースの部分以外をマスキングします。
塗装は、シーラー→ラッカーサンディング吹いて乾燥後#600ペーパーでサンディングを数回繰り返して凹凸がなくなったら下地の出来上がり。
その後、少しヴィンテージっぽい飴色にしたいので、クリアーラッカーにステインを混ぜて飴色を作り薄く吹きます。
色が決まったら、後はクリアーラッカーを吹き乾燥を数回繰り返して塗装完了。
マスキングを剥がし完全に乾いたら、#800#1000#1500#2000の順で水研ぎしていきます。
あとは、バフがけコンパウンド磨きをして、剥がしたピックガードを貼り直して完成です。
打痕も消え生まれ変わりました。