ギブソンでカスタムショップ以外のペグは、壊れることがあります。
形はクルーソン・タイプなのに表からナットで締めつけるタイプのペグです。
この前も「3弦のペグが1個壊れたのでその壊れたペグだけ同じもの交換して」との依頼で交換したのに1カ月ぐらいで同じギターの今度は4弦のペグが壊れたとのこと。
だいたい、このペグは歯車を納めているカバーのフタのとめ方が甘く衝撃でフタが吹っ飛ぶというパターンです。
応急処置で接着剤を使って接着してもだめです。
また、吹っ飛びます。
こんな時は、ペグ自体を違うメーカーのペグに交換しましょう。
グローバーペグは比較的に安く、頑丈で壊れにくいです。
音的にはサスティーンが伸び、鳴りも大きくなります。
ギブソン社のギターでも少し前は、初めからグローバーペグが装着されたモデルもありましたが、見た目ヴィンテージ風ではないから廃止されたのかな?
あと、少しヘッドが重くなるのが欠点かな?
クルーソン・タイプの欠点としては、他にチューニングの狂いがあります。
特に3弦のチューニングの狂いに悩まされている方も多いと思います。
その理由でグローバー・ペグに交換される方も多いです。
ストレスをかかえるよりも交換をお勧めします。
他に世界のゴトーペグなどいろいろ有ります。